2015年11月2日月曜日

出雲街道津山城東むかし町に行きました。

秋晴れの空の下、11月1日(日)に、自治退岡山県本部主催の秋季交流会が津山城東まち歩きの日に開催されました。

津山市城東地区は、国指定重要伝統的建造物群保存地区になっています。
岡山県職退職者会からは、22名が参加しました。
その他、岡山市現業退職者
会、津山事業会退職者会、町村退職者会、真庭市退職者会、津山市退職者会からの参加があり、総勢40名が集まりました。
午前10時に津山郷土博物館に集合し博物館を参観しました。この建物は昭和8年(1033)の旧津山市庁舎を利用したもので、平成18年(2006)に国の登録有形文化財になっています。郷土博物館で1時間ほど美作・津山の歴史と文化を学びました。午前11時、 2班にわかれて、それぞれボランティアガイドさんと城東街歩き出発です。

東大番所跡を通り宮川と吉井川の合流点の大橋を渡ると約1kmほどの街並みが続いており、町まつりの真っ最中でした。

すでに、町まつりが10時から始まっており、出店があり歩けないほどの人です。そこに40人ほどの集団が紛れ込みました。主な催し物は、音楽隊パレード、時代仮装行列・津山城東音頭で約70名をこす大踊り連、沖縄民謡の演奏、射的大会、大道芸、うまいもん屋台がありました。

城東(地区)の街並みー津山市城東伝統的建造物群保存地区ー 
 平成25年8月7日指定
(概要)城下町津山の東の玄関口に位置し、旧出雲街街道に面している。
茶屋、豆腐屋、紺屋、塩屋などの商人や鍛冶屋・大工・左官などの職人の家が並ぶ町人町であった。
鈎手状に曲がった道や昔の名前そのままの路地など、城下町らしいたたづまいが感じられる。
間口が15間半にも及ぶ長大な造り酒屋、屋根に煙出しをあげた鍛冶屋、長屋形式の建物など、町人町らしい様々な建物が、一つの統一感を感じさせる街並みである。
(見どころ)豪商の屋敷を公開した「城東むかし町屋(旧梶村邸)」や、県指定重要有形民俗文化財のだんじりを展示し、休憩所も併設した作州城東屋敷が整備されている。
また、津山が生んだ幕末の洋学者、箕作阮甫(みつくりげんぽ)旧宅(国指定史跡)もあり、保存地区に近接する津山洋学資料館とともに、この地の高い文化を知ることが出来る。

午前11時半、町まつりを駆け足で見てまわり、津山洋学資料館に到着。約1時間、館長さん自ら案内をしていただきました。「知は海より来たる」「人体に隠された科学への扉」「世界へと開かれていく眼」「日本の近代化と津山の洋学者」等々、勉強になりました。

 杉田玄白の「解体新書」のすべてのページをコピーしたものが展示されており、感動しました。

☆津山洋学資料館

杉田玄白らの翻訳した「解体新書」、山脇東洋の腑分けの記録「蔵志」、宇田川玄随が翻訳刊行した日本最初の西洋内科学書「西説内科撰要」他、ベストセラー医学書「医範提網」、本格的植物学書「植物啓原」など展示しております。


12時30分 津山洋学資料館を後にし、急いで津山鶴山ホテルに向かいました。

 1時から皆さんお待ちかねの懇親交流会です。
 司会は野田がしました。飯島会長の挨拶の後、鈴木副会長が乾杯の音頭をとり食事会の始まりです。秋久津山市議会議員と柿本真庭市議会議員から近況報告がありました。

 料理の出る間隔が早く、2時には食べるものが無くなってしまい

コーヒーを注文しました。2時半には、吉岡副会長が閉会の挨拶をしました。

  私を含め岡山から参加した人は、3時54分発の津山線快速(ことぶき)で津山を後にしました。