2016年6月1日水曜日

「終活」のすすめ⑭ 「岡山のお葬式事情② ~自分のお葬式を考える~」

「終活」のすすめ⑭

「岡山のお葬式事情② ~自分のお葬式を考える~」

終活カウンセラー 川上 恵美子



あなたは、自分のお葬式について考えたことはありますか。

「そんな事を考えるなんて縁起でもない」

と思う方も多いはずです。でも大切なご家族のことを考えると

「自分が死んだあと、残された家族は大丈夫だろうか」とご心配になるかたも少なくないはずです。

「お葬式は必要でしょうか」という質問を受ける事があります。

人が亡くなって必ず必要なことは、死亡届の提出と火葬(埋葬)が法的な義務であり、

お葬式は義務ではないです。



「お葬式」は自分の為ではなく「残された大切な家族」の為に必要だと私は考えます。

人は一人では生きられない。ご家族が「大切な人の死」を受けいれ、向き合い、

折り合いをつけて生きていく為には、周囲に支えてもらう事が必要で、

その時間や場の最初になるのがお葬式なのです。



もしもの時は突然訪れます。大切な人を失うとういうことは、

残された人にとってどれだけ心身共に辛いことでしょうか。

でも悲しみにくれる暇もなく、葬儀の準備を淡々とすすめていかなければなりません。

悲嘆にくれる中、冷静な判断力が持てない方がほとんどです。




こうした状況ではお葬式は慌ただしく、

葬儀社に言われるままにあっと言う間に終わってしまうのです。

「これで本当に良かったんだろうか」

「もっとああしてあげたかった」

あなたの家族にはこうした後悔を出来ればしてほしくないのです。

家族で決めておくべきことができていればこうした事はなくなります。




次回は「岡山葬儀事情③~知っておきたいお葬式の基本~」です。

春のバス旅行;因島水軍城に行ってきました。

昨年から、日帰りにした春のバス旅行。OBだよりの4月1日号で40名の予定で募集したところ、

すぐに40名に達しました。5月28日(土)という日にちも良かったのでしょう。70代以上の参加者

が多いのも特徴です。最終的に参加者は、61名でバス2台で行きました。

雨も降らず、日も照らず、絶好の旅行日和でした。バスは岡山駅西口を午前8時に2台そろって

出発し、10時には因島水軍城に着きました。金蓮寺と因島水軍城が同じ場所にあります。

金蓮寺境内から水軍城が見える場所で、バスごとに集合写真を撮りました。

金蓮寺は村上水軍の菩提寺で、裏に水軍歴代の武将のお墓がありました。

現地では、ガイドさんが4人付き、2班に分かれて見学をしました。

因島水軍城は、因島の村上水軍が残した武具や遺品、古文書など歴史資料が展示されている資

料館です。村上水軍は室町・戦国時代にかけえて活躍しました。

古い甲冑や水軍船の模型などが展示されていました。

お昼は、因島から生口島に渡り耕三寺近くの「すいぐん丸」で「タコめし桶会席」を食べました。

すいぐん丸の入り口で瀬戸田の甘夏、はるか、レモンなどを売っており、おまけを付けてくれました。

昼食後は、すぐ近くの「ドルチェ本店」に立ち寄りジェラートを食べました。

午後は、「因島フラワーセンター」を見学しました。無料でしたが花が枯れかけており残念でした。

その後、万田発酵の工場見学をしました。巨大な大根が目印です。ここでは、万田酵素を使った野

菜類が植えてあり、普通より大きめで見事に実がなっていました。トンネルの下からトマトの水耕

栽培の巨大な根が見えます。ミニトマトを試食しましたが甘みが多くおいしかったです。

ここは、もう一度ゆっくり来ようと思いながら帰路につきました。