2019年6月17日月曜日

第2回 瀬戸内三十三観音霊場めぐりに行きました。


第2回 瀬戸内三十三観音霊場めぐり
6月15日(土)、瀬戸内三十三観音霊場めぐりに出発しました。今回は17名の参加で、岡山市、玉野市、倉敷市の6ヶ寺をめぐりました。
今回の1番目は、岡山市東区竹原の明王寺。バスを降りて山道を進み石段を100段ほど登った所に本殿と観音堂があります。観音堂ご本尊は、聖観世音菩薩です。天台宗のお寺で、奈良時代の創建だそうです。あいにくの雨の中、傘をさしての納経となりました。付近の山一面に三年かけて200本の山桜を植樹されたそうで、山桜が育ち、名刹桜の山になれば、人もおのずと寄ってくるだろうとのことです。
2番目は岡山市中区国富の安住院、寺の前は道が狭いので途中でバスを降りて200m程歩くと、大きな仁王門が目に入ってきました。慶正二年(1456年)の建立で楼門では県内最古のものという事です。そこからさらに100m程進むと大きな鐘楼門、潜り抜けると本堂がありました。ご本尊は千手観世音菩薩。本堂に入らせていただき納経させていただき、ご住職からご説明をいただきました。
3番目は玉野市日比の観音院です。きれいな石段を上がると、まず目に入るのが「お迎へ大師」様、さらに石段を進むと本堂へ到着です。ご本尊は、十一面観世音菩薩。本堂前で納経後、鐘楼堂を見せていただきました。眺めの良い鐘楼堂は、丸いドーム型で、戦時中近くの工場で労働し母国に帰ることが出来ないままお亡くなりになられた中国人25柱の霊を慰めると共に世界平和を願う「日中友諠鎮魂の鐘」として昭和61年に建立されたとのことです。
その後、マリンホテルで昼食を取り、一時間程の休憩を取りました。
午後は、4番目の倉敷市帯江の不洗観音寺。瀬戸内三十三観音霊場めぐり第1番の札所です。駐車場を出るとすぐ新緑のモミジのトンネルでした。 そして、本堂の前で納経しました。この寺は、出産、子育て、女性の厄除けのお寺として千二百年の歴史を持つそうです。
5番目のお寺は、倉敷市西阿知の遍照院です。雨足の強い中、遍照院に到着しました。早速、真新しい本堂へ上がらせていただき納経させていただきました。丁度、大院家さまが居られお説教をいただきました。そして、大院家さまは「君が代」ご披露してくださいました。音大出身の声楽家としても有名な方でした。その後は、ご本尊の十一面観音菩薩を大院家さまのご説明もいただきながら間近で参拝させていただきました。
6番目は、倉敷市連島町の宝嶋寺です。御本尊は、平安時代初期の十一面観音菩薩で秘仏として祀られているそうです。本堂前で納経させていただき、今回の日程は無事終了となりました。
これで、昨年の秋と合わせ12カ寺の参拝が終わりました。続きは、9月に高梁市、井原市方面のお寺を巡る予定です。