岡山県職員退職者会は、3月26日の午前中に、4月1日号のOBだよりの発送作業を行いました。当面の行事は決まっていましたので、総会や春の日帰り旅行については、OBだよりにそのまま掲載しています。
当日の午後、第4回の幹事会を開催し、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う対応を協議しました。
協議の結果、各種行事等を変更しましたのでお知らせします。
① 4月25日の第33回定期総会は中止する。
今回発送のOBだよりに2019年度の活動報告を掲載しています。
② 7月1日号のOBだよりで、2020年度の運動方針を掲載する。併せて会計決算書・2020年度予算書等を掲載し、ご意見を伺うこととする。
③ 5月16日の春のバス旅行は中止する。
④ 6月13日の第5回瀬戸内三十三観音霊場めぐりは予定通り実施する。
⑤ 連合岡山退職者連合主催の、4月6日の「下津井史跡巡り」と5月18日の「グラウンドゴルフ大会」は延期となっています。
※ さらに当日の協議で決定した事項。
第49回衆議院議員選挙岡山第3区予定候補者の推薦決定について
「森本 栄」さんから衆議院岡山第3区から今回出馬表明するに到った経緯を聞きました。森本さんは昭和23年生まれで、私たちと年齢はほぼ一緒です。
「たしかな日本を子や孫に残したい」との強い思いを語られました。
幹事会、全員一致で推薦を決め、推薦決定書を石井会長から森本さんに渡しました。
2020年3月27日金曜日
2020年3月16日月曜日
第4回 瀬戸内三十三観音霊場めぐり
今回は、里庄町、笠岡市、井原市、福山市、府中市の7ヶ寺です。
1番目は、里庄町新庄の不動院です。本尊は不空羂索観音菩薩で衆生を羅索(漁猟用の網)で漏れなく済度するといわれています。瀬戸内三十三観音の内では唯一のものです。秘仏で三十三年ごとに本尊開扉法要が厳修されています。
2番目は、笠岡市有田の教積院です。広島県との県境にあるため、バスは一度県境を越えて迂回しての参拝です。高野山真言宗の寺院で、海抜百メートルの小高い山の頂にあります。
本尊は聖観世音菩薩で年代作者等は不明ということですが創建(1323年)当時の尊像と思料されるということです。毎月28日には護摩堂に於て不動護摩供が厳修され、多くの信者が来山されるそうで、特に病気平癒や受験合格にご利益があるとのことです。
3番目は、井原市の観音院。バスから降りるとまず目に入るのが高さ約12mの聖観音菩薩です。開山1260周年と鉄道井原線開業を記念してH16年に建立されたそうです。奈良時代に名僧行基の開基と伝えられ、本尊は十一面観音菩薩です。
「老いても介護で嫁や家族の手を煩わすことなく健康で幸せな生涯をまっとうできる」という霊験があり、そのため「嫁入らず観音様」と呼ばれています。住職は居らず地域の住民が当番でお世話をしているということです。
4番目は、福山市の寒水寺です。バスがやっと通れる山道を登ると標高170mの山中にお寺が見えてきました。弘法大師が杖を立てたところ、水が湧き出たといわれる岩清水があるそうです。もともと清水寺といいましたが、厳寒でも涸れることも凍ることもないため、寒水寺に改名されたと伝えられています。
本尊は、十一面千手観世音菩薩です。見事な庭園があり、サツキが一面に植わっていました。神辺平野をはじめ、福山城の天守閣も見下ろすことができるそうです。
近隣では「大坊」と通称され、仁王門も集落の入口にあり、地域とのつながりが深い寺だそうです。石仏の庭園があり来訪者の心を癒してくれます。
7番目は、福山市の福性院です。ご本尊十一面観音には次の様な伝承があります。昔、寺域にあった大きな松にコウモリが巣を作り、ヒナを育てて飛び去りました。その巣は霊光を放っていました。ある時、大風でその巣が地上に落ちました。中をのぞくと観音像と神像二体が現われました。寺は、これを祀り、鴻巣観音と呼んだといわれ、子授け、出世のご利益があるといわれています。
本寺では、ご住職にお会いしお話することができました。ご住職は、瀬戸内三十三観音霊場会立ち上げられ会長を務められていたそうで、現在は名誉会長となられています。
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