2019年9月28日土曜日

岡山県本部の秋季交流会を開催しました。


2019年県本部秋季交流会開催

今年の交流会は、9月26日、高梁市で開催されました。この日の参加者は、体調不良で急遽参加を取りやめた方がおられ19名となりました。
最初は、高梁の街歩きです。高梁市観光協会のガイドさんを先頭に、10時半、高梁国際ホテルを出発しました。最初の訪問カ所は、今年2月に開館した山田方谷記念館です。会館では、山田方谷の生い立ち等を説明を受け展示品を見学しました。幼少のとき毛筆で書いた「天下太平 国土安全」の文字には、参加者全員がびっくりでした。そして、父、山田五郎吉遺訓の説明や、方谷が京都滞在中に作った漢詩の朗読を参加者全員で大きな声を出して朗読しました。
次は、高梁基督教会堂。明治22年の建築で現存する県下最古の教会です。高梁での布教活動は明治13年、新島襄が来高して急速に発展し、信者の浄財によって協会が建てられたとのことです。
そして、天柱山安国頼久寺。1339年、足利尊氏が備中の安国寺と号した禅寺です。特に庭園は有名で、小堀遠州の築庭と伝えられる禅院式枯山水蓬萃庭園(鶴亀の庭)で江戸初期の庭園としてはわが国を代表するものの一つです。全員、庭を眺めながら、説明の放送(声はRSK浜家アナウンサー)を聞きました。外の暑さを忘れしばらくの休憩です。
最後は、武家屋敷を外から眺めて街歩きは終了、国際ホテルへと帰りました。
午後は、国際ホテルでの交流会。森本会長のあいさつの後、この日の参加者で最高齢の吉岡さん(岡山市現業退職者会)の乾杯の音頭で始まりました。1時間半ほどの会でしたが、和やかなムードの中で交流会が行われました。

2019年9月19日木曜日

2019全国高齢者集会に参加しました!


2019全国高齢者集会は、9月17日、東京都「文京シビックホール」において『生き生きと安心して暮らせる社会をつくろう』をスローガンに開催されました。
集会は、創作和太鼓「暁鼓遊(あかつきこゆう」の力強い和太鼓の演奏で開始されました。その後は、高崎市役所退職者会秋谷知世子さんによる「ラフターヨガ」。“笑う門には福来る”と9年前から始められたそうで、「笑いづくり」のボランティア活動を行っておられるそうです。会場の集会参加者もリラックスです。
式典では、まず主催者を代表して連合退職者会人見一夫会長の主催者あいさつの後、来賓として連合神津会長、立憲民主党枝野代表、国民民主党玉木代表、社会民主党福島副党首等が連帯のあいさつに立ちました。
基調報告は、野田那智子事務局長から行われ「退職者連合が結成されてから2021年で30周年を迎える。当時の平均寿命は、現在から比べると5歳下まわっていた。この間、社会保障抑制改革を跳ね返し持続可能な社会保障制度の実現をめざして、政策・制度要求を行ってきた。来年は、年金・介護の法改正が想定される。生活実態を踏まえ、事実にもとづく冷静な議論で全ての高齢者の生活を守るために取り組む」との報告がされました。
その後、地域からの報告として、近畿ブロック連絡会の「秋のハイキング」の取り組み報告、お達者活動の表彰・伝達式が行われました。
集会アピールは、「政府は社会保障の医療・介護・年金問題等、誰もが高齢者になれば抱える諸問題を、高負担・低サービス・自己責任論で個人に解決を迫り、政治の責任を回避しようとしています。高齢者は、社会の現役としてこれからも積極的に行動し、社会に向かって発信を続けます。そのために全国各地で仲間を増やし、一層の取り組み強化・発展をめざします。」と北村典子副会長から提案があり、スローガンと共に集会参加の盛大な拍手で採択されました。
そして、集会閉会後は、会場から元町公園まで元気よくデモ行進を行いました。





2019年9月9日月曜日

第3回 瀬戸内三十三観音霊場めぐりに行きました。

 2019年9月7日、第3回瀬戸内観音霊場めぐりに行きました。今回は、高梁市、井原市、浅口市、倉敷市にある6か所を回りました。いつもの有本観光の中型バスです。朝6時半に津山駅前で2人、武道館前で3人、岡山駅西口で15人が乗り、総勢20名で午前8時に岡山を出発しました。
 バスは、9時過ぎに高梁観光駐車場に着きました。そこからは歩いて第13番、天柱山、「頼久寺」に行きました。臨済宗のお寺で御本尊は聖観世音菩薩です。本堂裏の砂敷の庭は小堀遠州作で、蓬莱式枯山水庭園といい、国の名勝に指定されています。気温はすでに30度を超えており、汗だくになってバスまで帰りました。
 9時40分、バスは高梁市成羽町の愛宕山を目指して出発しました。10時過ぎ、14番、「龍泉寺」に到着しました。真言宗のお寺で御本尊は、聖観世音菩薩です。折れ曲がった石段を登ると、鐘楼門に着き、正面に本堂が見えます。備中神楽の古里のお寺です。
 11時過ぎ、バスは成羽町から美星町を抜けて井原市の山奥にある、第15番、「千手院」に着きました。真言宗のお寺で御本尊は千手観世音菩薩です。別名、浪形貝化石自然庭園寺とも言われ、庭園には、奥に貝がら層の水平の地層がはっきり現れ、手前池の中には大きな浪形岩が露出している名勝です。
 12時過ぎ、井原市西江原の、第16番、「法泉寺」に到着しました。曹洞宗のお寺で御本尊は聖観世音菩薩です。北条早雲の父、伊勢新左衛門行長が建て、早雲の時代に完成した寺として有名です。
 バスは、井原市から矢掛町方面に向かい「矢掛屋」で昼食を食べました。1時間ほど休憩です。
 午後2時過ぎ、金光町にある、第17番、「泉勝院」に到着しました。天台宗のお寺で御本尊は千手観世音菩薩です。秘伝の御本尊は全国的にも珍しい二十五面の千手観音で、内仏の地蔵菩薩は岡山県では初の発見となった清氏の作。
 午後3時過ぎ、玉島黒崎ににある、第18番、「本性院」に到着しました。天台宗のお寺で御本尊は千手観世音菩薩です。沙美海岸のすぐ東の小さな岬にあり、境内には葉上照澄師の筆になる歌碑に、恵まれた景観を詠んだ湯本喜作氏の歌が記されています。境内の右手には倉敷市指定の天然記念物の雨笠松が枝を広げています
 午後4時ごろ、本日の6か所の霊場巡りは終りました。
おそらく気温は35度近かったと思います。次回は、福山方面に行く予定です。今回は、初めての参加者も3名おられました。         (野田雄一郎)