2019年9月9日月曜日

第3回 瀬戸内三十三観音霊場めぐりに行きました。

 2019年9月7日、第3回瀬戸内観音霊場めぐりに行きました。今回は、高梁市、井原市、浅口市、倉敷市にある6か所を回りました。いつもの有本観光の中型バスです。朝6時半に津山駅前で2人、武道館前で3人、岡山駅西口で15人が乗り、総勢20名で午前8時に岡山を出発しました。
 バスは、9時過ぎに高梁観光駐車場に着きました。そこからは歩いて第13番、天柱山、「頼久寺」に行きました。臨済宗のお寺で御本尊は聖観世音菩薩です。本堂裏の砂敷の庭は小堀遠州作で、蓬莱式枯山水庭園といい、国の名勝に指定されています。気温はすでに30度を超えており、汗だくになってバスまで帰りました。
 9時40分、バスは高梁市成羽町の愛宕山を目指して出発しました。10時過ぎ、14番、「龍泉寺」に到着しました。真言宗のお寺で御本尊は、聖観世音菩薩です。折れ曲がった石段を登ると、鐘楼門に着き、正面に本堂が見えます。備中神楽の古里のお寺です。
 11時過ぎ、バスは成羽町から美星町を抜けて井原市の山奥にある、第15番、「千手院」に着きました。真言宗のお寺で御本尊は千手観世音菩薩です。別名、浪形貝化石自然庭園寺とも言われ、庭園には、奥に貝がら層の水平の地層がはっきり現れ、手前池の中には大きな浪形岩が露出している名勝です。
 12時過ぎ、井原市西江原の、第16番、「法泉寺」に到着しました。曹洞宗のお寺で御本尊は聖観世音菩薩です。北条早雲の父、伊勢新左衛門行長が建て、早雲の時代に完成した寺として有名です。
 バスは、井原市から矢掛町方面に向かい「矢掛屋」で昼食を食べました。1時間ほど休憩です。
 午後2時過ぎ、金光町にある、第17番、「泉勝院」に到着しました。天台宗のお寺で御本尊は千手観世音菩薩です。秘伝の御本尊は全国的にも珍しい二十五面の千手観音で、内仏の地蔵菩薩は岡山県では初の発見となった清氏の作。
 午後3時過ぎ、玉島黒崎ににある、第18番、「本性院」に到着しました。天台宗のお寺で御本尊は千手観世音菩薩です。沙美海岸のすぐ東の小さな岬にあり、境内には葉上照澄師の筆になる歌碑に、恵まれた景観を詠んだ湯本喜作氏の歌が記されています。境内の右手には倉敷市指定の天然記念物の雨笠松が枝を広げています
 午後4時ごろ、本日の6か所の霊場巡りは終りました。
おそらく気温は35度近かったと思います。次回は、福山方面に行く予定です。今回は、初めての参加者も3名おられました。         (野田雄一郎)