2019年11月6日水曜日

北部交流会を開催しました。


今年の北部交流会は、11月1日13時に法要庵津山東会館に集合、「あなたの終活は大丈夫ですか?」と題して終活セミナーを開催しました。
第1部では、「相続、遺言セミナー」で、アスウェル法務事務所・相続アドバイザー山室貴美子さんからお話を聞きました。相続の配分率の説明やトラブルとなる課題について、遺言作成についての留意点などについてのお話で、「争続(相続で争う)にしないためにも元気な時に検討することをおすすめします」とのことでした。
第2部は、「現代仏事セミナー」で、飛鳥グループ協同組合・㈱石材センター飛鳥・お墓1級ディレクター福川修介さんから『家族葬』から『永代供養』まで、岡山県の実情についてお話をしていただきました。
お葬式とは、人が亡くなった時、故人の冥福を祈り、お別れをするための儀式。ただし、お葬式の意味は同じでも、式の内容は変化しており最近増えてきているのが「家族葬」と言われる形式、「一日葬」「直葬」といった葬儀も出てきたそうです。家族葬のメリットは、身内だけの少人数で行うため気遣いが少ないことがあげられるとのことですが、後日、自宅の方にお悔やみに来られたりする場合が多く、かえって精神的・体力的に負担が大きくなる場合もあるということでした。
永代供養は、基本的にはお位牌等を預け、回忌法要などの一切をお任せすること。永代供養と納骨堂や合祀墓は基本的に別のものなので、はっきり区別して考えることが必要だということです。
その他、散骨や樹木葬の現状について、法要の回数、墓石、仏壇のことなど幅広くお話をいただきました。
17時からは会場を「古樂」に移して食事をとりながら「懇親会」を行いました。各参加者から日頃の生活状況を報告するなど、終始和やかな雰囲気で終えることができました。