野崎家は製塩業と新田開発で財を成した野崎武左衛門が、天保から嘉永年間に次々に築いていった民家です。御成門・長屋門を通り、江戸末期にできた枯山水の庭園に出ます。表書院を通り中座敷に出ます。九つの座敷が連続しています。庭園には、3席の茶室がありました。平成18年に国の重要文化財に指定されました。
旧野崎家住宅を後にして、約30分ほど歩いて、「柘野健次」さんのお宅に行きました。
柘野さんは、平成12年岡山県を退職された、我々の大先輩です。築後100年を経た古民家を改築して「水川陶影記念館」を開設されています。茶室や書庫も作られています。
昨年、倉敷で開催された「なんでも鑑定団」で500万円の評価を受けたつぼ「李朝辰砂面取壺」を拝見させていただきました。柘野さんご夫婦は、岡山県笠岡市茂平の陶工・水川陶影を父に持っておられます。その作品をたくさん収集されており展示されています。
柘野さんの奥様には、お茶の接待もしていただきありがとうございました。
お昼は、「ビストロ割烹 魚清」でおいしい料理をいただきました。
今日は、児島駅前で、「旧野崎浜灯明台」を案内してもらい、ジーンズストリート、旧野崎家住宅、柘野宅、魚清から児島駅に戻りました。1万歩以上歩きました。
(野田雄一郎)