2014年10月2日木曜日

愛犬マックの突然の死(のんちゃん日記)

我が家の愛犬マックが突然に亡くなりました。でも、死体を確認できませんでした。

そのことが、ずっと私の心に空洞を作っています。ネクスコ西日本岡山に遺体を引き取りに

行きました。言われたとおりに引き取りに行ったんですが、なぜかゴミとして処分された後でした。

9月25日(木)午後6時半ごろ、散歩に出かけるちょっとした隙に出ていきました。探したが暗闇の

中、見失ってしまいました。その夜も翌日の朝も探したがみつからず、役場と警察、動物愛護センタ

ーに連絡をしました。

26日(金)、山中一揆の史跡めぐりの最中、お昼を食べている時、動物愛護センターから電話が

あり、鴨方インターの付近で、プードル・首輪なし・雄 の遺体を発見、山陽高速道の岡山インター

出口で預かっているとのこと。

すぐに岡山インター出口のネクスコ西日本の事務所に電話をした。担当者の方が、土・日は休み

なので、冷凍庫で保管しましょうか、月曜日の午前中に確認に来られますか、ということなので

お願いしました。

状況からして、マックに間違いないということで、ペットピアに犬の葬儀の手続きをし、29日(月)

朝9時にこれから行きますと、担当者に連絡して午前10時に、岡山インターを出てすぐ左にある

ネクスコ西日本岡山の事務所に行き、担当者の方と冷凍庫に行きました。

冷凍庫を開けると中はからっぽで、マックの死体がありませんでした。

担当者の方も何でいないのか、驚いている様子です。

ちょっと待って下さい、と言われ10分ほどほうっておかれました。

担当者の上司の方と2人が来て、「申し訳ありません。8時30分にゴミ回収車が来て、焼却場に

運んでしまいました。」とのこと。

「すぐ、ゴミ回収車の運転手の携帯に電話して、どこにいるか聞いてくれ。すぐに追いかけるから。」

とお願いしました。それから20分ほどして、外にほうっておかれたので、事務所に行き、「自分で

運転手に電話するから番号を教えてほしい」と、つい大きい声で言ったとたん、奥から偉そうな人

が出てきて、外に出されました。担当者の言われるとおりにして、犬を迎えにきたら、ゴミで処分

されたのはどういうことかと、説明してほしいと、言うと何も言わずに中に入っていきました。

その後は、2階の事務所に連れていかれ、今、運転手に連絡してるが、連絡がとれないとの

説明を繰り返されました。

その間、冷凍庫になぜわかるように張り紙をしなかったのか、とか業者が8時30分にゴミの

回収に来ることを知らなかったんか、とか業者との連携がとれてないではないか。

等々、話しをしている内に11時になってしまいました。運転手はいつ帰るかと聞くと、12時

ごろとのこと。クリーンセンターに車両の番号を連絡して何時に入ったか確認したかと聞くと

教えてくれなかったとのこと。直接、クリーンセンターに電話すると入った時間はわかります

とのこと。すぐに担当者にクリーンセンターに電話させました。

10時に業者がクリーンセンターに入ったことがわかりました。

ゴミとして処分されてしまった、愛犬マック?(死体を確認できていないため?が付く)

これ以上、ここにいてもどうしようもないので「すみません」と言う担当者とその上司に見送られ

ネクスコ西日本岡山を後にしました。

ペットピアには、遺体をゴミで処分されたことを伝え、葬儀を中止し、そのまま家に帰りました。

ブラシに毛が少し残っていましたので、毛を埋めてやりお墓を家の前の山の中腹に建ててやり

ました。

御嶽山の噴火のニュースを見るたびに、涙がでます。胸に大きな空洞ができたようで

何も手につかない今日このごろです。

どこにも言うことができないので、のんちゃん日記に書きました。

追 記;私がネクスコ西日本岡山の事務所で話しをしていたのは、1時間ほどでした。その間

妻は、マックが入っていた冷凍庫の前で茫然自失の状態だったようです。

私が、事務所を出ると、冷凍庫の前で泣いていました。高速パトの隊員さんからこんな話しを

聞いたそうです。「木曜日の晩、鴨方インターの中で犬がうろついていた。探したが見つからなかっ

た。金曜日の朝10時頃、鴨方インター近くで横たわっている犬を発見し、まだ息があったので、

動物愛護センターに搬送中、息を引き取った。愛護センターに連絡しこちらに運んできた。」

動物愛護センターからは、ネクスコ西日本岡山の担当者の名前も教えていただき、すぐに連絡を

とりました。担当の方からは、詳しい状況は教えてもらえませんでした。おそらく担当の方が

冷凍庫を開けたのは、私たちが引き取りに行った時だけかもしれません。高速ではねられた、

冷凍庫で保管、と言う言葉で、変わり果てたマックを想像してしまいました。その時の状況を

少し説明してもらえてたら・・・・対応の仕方が違っていたかも、と残念です。

 マックは、車が大好きで、私たち夫婦が買い物に行く時は必ずついてきます。車に乗ると

安心して景色を眺めたり、くつろいで寝ていました。おそらくパトにのせられた時に安心して

息を引き取ったんではないかと想像します。