2024年5月28日火曜日

退職者会春のバス旅行

  文字どおりの五月晴れのもと、5月25日(土)春のバス旅行「安芸の宮島日帰りの旅」に行きました。今回の参加は、29名とやや少ない参加となりましたが、最高齢90歳の方まで元気に日本三景の一つ安芸の宮島・嚴島神社の散策を楽しみました。ユネスコの世界文化遺産に登録(平成8年(1996)12月)されていることもあってか、観光客の半分が外国人かと思われるほどに、大変多くのインバウンド観光の方でにぎわっていました。

  嚴島神社は、推古天皇元年(593)に創建されたと伝えられ、仁安3年(1168)に平清盛公により現在の規模に造営されたそうです。宮島は昔から神の島として崇められていたので御社殿を海水のさしひきする所に建てたと言われています。特に海中にそびえる大鳥居は現在のものは9代目にあたり、明治8年(1875)に再建されたものだそうです。近年では令和元年(2019)より修理工事が行われておりましたが、令和4年(2022)12月に竣工し、朱色の荘厳な姿を見せていました。

  参加された多くの皆さんが、これまでに何度も宮島を訪れているとのお話でしたが、それぞれに新しい発見もあり、また懐かしい方と久しぶりに旧交を温めて楽しい旅になったようでした。












終活のすすめ 3 6回   大切な 人を 亡 くされ た 方へ   ~ 手紙で 想いを 届ける~

 


  社会福祉士(エンディングソーシャルワーカー)

                終活カウンセラー 上級      

                           川上 恵美子


   前回「 大切な 人 を 亡くされた 時 」 に 気持ちの 整理を 始める 際は 、大切な 人 との 思い出 」 と 「 その人が 自分の 人生に もたらしてくれた 特別な 贈り物 」 を 振り返って みてください 、と お伝えさせて 頂き ました 。

   皆さん「 手紙 寺 」 を ご存知 でしょうか。 自分の想いと向き合うためにしたためた大切な人への手紙。ポストに投函しないままだと、届く実感がしないものです。でも、そんな手紙の「送り先」があるのをご存知でしょうか。手紙に指定の宛先を書いてポストに投函すると、届いた先で無料でお焚き上げをしてくれる、一般社団法人手紙寺が始めた「手紙参り」という 仕組みです。届いた手紙は一切開封されることなくお焚き上げされるので、他人に読まれる心配もありません。

  「手紙を書く」それは悲しみと上手に付き合い、自分自身の気持ちを 整理する機会になるのではないでしょうか。

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   大切なあなたへ9年前、ご主人のお見送りをお手伝いさせて頂いたご縁で仲良くして頂きましたね。いつも朗らかで笑顔が印象的。苦労話も聞いてましたが『今が一番幸せ』と、いつも周りの方に感謝して暮らされていましたね。 まだ経験の浅かった私は、あなたの言葉に沢山励まされ、勇気を頂きました。何かあった時などは『大丈夫、大丈夫。私の時もお願いね』いつもそう言ってくれました。約束はきちんと果たせたでしょうか。『大丈夫、大丈夫。』と言ってくれるあなたの声が聞きたいです。別れは寂しいですが、またいつかお会いする日まで、私も笑顔で頑張っていきます。今まで見守り、支えて頂き本当にありがとうございました。

2024年5月17日金曜日

第37回定期総会を開催しました

 

4月27日、第37回定期総会を開催しました。会員・役員含めて54名が参加しました。

1030分に開会され、冒頭この一年間に亡くなられた仲間に黙とうをささげました。

開会のあいさつで野田会長は、「少子化が進展していることで高齢化の問題が深刻になっている。社会保障制度の一層の充実に向けて、来たる参議院選挙で自治労推薦の「岸まきこ」必勝に向けて取り組もう。退職者会では、春・秋の旅行や地域毎の交流会などを通じて懇親を深める取り組みを行っているので気軽にご参加ください。『会員の皆さんが、入っていてよかったと思っていただける退職者会を目指します』」と話されました。

来賓として、岡山県職員労働組合連合・執行委員長の中原弥生さんと今年新たにお声がけした自治労組織内議員の秋久けんし、まるお勝両津山市議会議員が激励に駆けつけてくださいました。

その後、議事に入り、議長には、美作市の長畑弘道さんを選出し議事進行をお願いしました。2023年度の活動報告・決算報告・会計監査報告、2024年度の活動方針では、組織拡大、共済事業の推進、OBだよりの紙面充実、レクレーション活動、参議院選挙の取り組みなど具体的活動と予算について長田事務局長より提案があり、それぞれ満場一致で承認されました。最後に書記局の移転に伴い退職者会の所在地が変わる規約改正が拍手で承認され、閉会しました。

閉会後、恒例の満80歳の人への記念品授与は、1名の方に授与されました。

その後開催の記念講演は、備前市教育長の松畑煕一さんを講師に「人生100年時代を生きる」と題した講演をいただきました。

松畑さんは、現在80数才でありながら、二度目の還暦120才まではまだ30数年あると意気軒昂で、人生は常に上り坂!、下り坂でも振り返れば上り坂と何でも前

向きに捉えて生活していると力強く話されました。話の合間には、歌を何曲も歌われるなど終始和気藹々の元気の出るお話を伺うことができました。参加者もそんな雰囲気にいつの間にか引き込まれ、あっという間の一時間となりました。



写真撮影の後、4年ぶりに、ほとんどの方が参加して昼食懇親会を開催しました。会の冒頭、遅れて駆けつけてくださった高原俊彦県議会議員からご挨拶をいただき、鈴木二郎元会長の乾杯の音頭で開会されました。久しぶりのアルコールを交えた懇親会では、あちこちで昔話や情報交換の話の花が咲き、終始和やかな会となりました。