2026年7月1日水曜日

「レクレーション活動補助」制度について

 退職者会には、❝会員相互の親睦を深め、活力とうるおいのある退職後の生活❞を少しでもサポートできたらと、会員相互で行っている趣味の会等に参加している会員様1人あたり年1回1,000/人を補助する制度があります。

改めて制度をお知らせするとともに、趣味の会等(例:山登り、ジョギング、テニス、ゴルフ、グラウンドゴルフ、詩吟、カラオケ等)で活動されている会員様がいらっしゃれば、複雑な審査などはありませんので、気軽にご応募ください。

なお、補助金の給付については現金または口座振り込みなど団体毎にご相談させていただきます。

申請書様式(別掲)については、退職者会ホームページに掲載するとともに、ご連絡いただければ郵送にてお送りすることもできますので、気軽にお問合せ下さい。


申請書様式

参加者名簿

世界の美術館で名画を体感!春のバス旅行

 この時期にしては暑すぎるほどの好天に恵まれた5月30日(土)、会員さんとその配偶者の方44名で春のバス旅行「大塚国際美術館を訪れる日帰りの旅」に行きました。今回の旅行では、同美術館の他に、第一次世界大戦時にドイツ兵捕虜と地域住民との間で敵味方を超えた交流が行われ、日本で初めてベートーヴェンの第九 歓喜の歌 全楽章が演奏された❝坂東俘虜収容所❞を記念して建てられた鳴門市ドイツ館も訪れました。

大塚国際美術館は、大塚グループが設立した陶板名画美術館で、古代壁画から現代絵画まで1000余点の西洋名画が展示されています。陶板名画とは陶器の大きな板に原画に忠実な色彩・大きさで作品が転写されたもので、その荘厳さと臨場感に圧倒される思いでした。

美術館は、建築基準の関係で地下3階から地上2階の5階建てとなっており、各階にゆったりとした常設展示スペースが設けられ、誰もが一度は目にしたことのある名画が整然と並び、見応え十分でした。

当日の滞在時間は約2時間半を予定していましたが、じっくり鑑賞すれば1日では回り切れないよ!という前触れのとおり、とても見ごたえのあるこれら絵画美術に興味がある方、すでに訪れたことがあるという方も、改めて心ゆくまで名画の世界を堪能されてはいかがでしょうか。

また坂東でのドイツ兵捕虜と地域住民の方々との音楽活動や演劇、スポーツなどを通じた交流の歴史は、映画「バルトの楽園」として知られ、ドイツ館はこれらの心温まる交流の「記憶」を今に伝えていました。戦争のさなかにあっても、このような交流の歴史があったことは、分断と対立が深まる近年の世界情勢において、一つの教訓となるものでした。

昼食は、瀬戸内海国立公園内の海岸沿いに建つ南欧風のリゾートホテル「アオアヲナルトリゾート」で思い思いのビュッフェを楽しみました。


岡山県職員退職者会第39回定期総会開催

4月25()、第39回定期総会を開催し、会員・役員含めて51名が参加しました。

開会の冒頭、この一年間に亡くなられた仲間に黙とうをささげました。

開会のあいさつで長田会長は、「県職退職者会の前身である現業退職者会の設立から今年はちょうど40年、支えてくださった先輩諸氏に感謝したい。退職者会は、OBだよりの発行や春・秋のバス旅行、交流会や各種共済活動を通じて会員相互の親睦や種々の情報提供を行っているが、住みよい社会を次代に引き継ぐことも大きな目的である。憲法改正論議が加速する中、「戦前回帰のいつか来た道」を繰り返さず、高齢者の生活と権利を守り、年金・医療・介護等の社会保障の充実に向けて現退一致で運動を進めていきたい。会員の皆さんのご支援とご協力をお願いします。」と話されました。

来賓としておいでいただいた岡山県職員労働組合連合の中原弥生委員長からは、現在の組合の活動の様子が話され、働く者が報われる社会の実現にともに取り組みましょうと連帯の言葉をいただきました。また退職者会の仲間でもある高原としひこ県議会議員からも激励のごあいさつをいただきました。

その後、議事に入り、議長には、岡山市の三輪昭生さんを選出し議事進行をお願いしました。2025年度の活動報告・決算報告・会計監査報告、2026年度の活動方針では、組織拡大、共済事業の推進、OBだよりの紙面充実、レクレーション活動等の具体的活動や予算について事務局より提案があり、それぞれ拍手で承認されました。特に、活動報告の質疑では、OBだよりの訃報欄が取り止めとなった事について、唯一の情報ツールとして再掲載を期待する声が寄せられ、また活動方針(案)においては、退職者会の活動目標の第一には会員相互の扶助や生活支援であることを中心に据えるべきではないかとのご意見が出されました。

総会後開催した特別講演は、㈱冠婚葬祭こころの会で終活アドバイザーを務めておられる妹尾愛希さんを講師に『永代供養・墓じまいセミナー』と題したお話をいただき、多様化する葬儀形式や永代供養の数々、費用相場や墓じまいの手順などが詳しく説明されました。

葬儀や仏事については、地域事情や家庭事情など一人一人がそれぞれ置かれた状況が違います。現代のライフスタイルに合わせて、未来の家族の負担を減らした新しい供養の形を検討してみてはいかがでしょうか。講演終了後の質疑では、何名かの方から質問が寄せられるなど、興味あるテーマであったことが伺われました。

写真撮影の後開かれた昼食懇親会は、鈴木二郎元会長の乾杯の音頭で開会され、その中で、恒例の満80歳の方1名に傘寿の記念品が贈られました。

久しぶりの再会となった皆さん方は、アルコールも入って終始和やかに、昔話や近況、情報交換の話に花が咲き、中締めの後も時間一杯楽しく懇親を深めていました

 

2025年6月9日月曜日

春のバス旅行 イルカやシャチのジャンプに大歓声!!

  やたらと暑かったり天候不順だったりで不安定な天候が続いていた中、久しぶりにさわやかなこの時期らしい天候に恵まれた5月27日(火)、春のバス旅行「神戸須磨日帰りの旅」に行きました。今回の参加は昨年より多い38名で、昨年6月にリニューアルオープンした『神戸須磨シーワールド』等でゆっくり・ゆったりの旅を満喫しました。

昼食はシーワールドのビュッフェレストランで、自分の好きなものを取り分けて自席で食べるいわゆるバイキングで、兵庫の食材を使った豊富なメニューに舌鼓を打ちました。その後は、当施設のメインイベントのイルカやシャチの❝驚きと感動のパフォーマンス❞を堪能
し、ダイナミックなジャンプや大きいながらも軽妙なしぐさに大きな歓声が上がっていました。またその後訪れた須磨離宮公園は、現在の上皇陛下が皇太子であった1967年、ご成婚の記念事業として戦災で失われた皇室の別荘を整備開園したもので、園中心部の王侯貴族のバラ園では色とりどりのバラが咲き誇り、皆さん思い思いにバラをバックに写真撮影しながら園内を散策していました。

リニュアル後のシーワールドや離宮公園は初めてという参加者の方も多く、イルカやシャチのショーに魅了され、「よかったよ!」という声も多く寄せられました。懐かしい方とも久しぶりに再会し、旧交を温めての楽しい旅になったようでした。

2024年10月25日金曜日

四国別格二十霊場巡りがスタート

 

9月30日(月)、退職者会は第1番札所大山寺を皮切りに、四国別格二十霊場めぐりをスタートさせました。この霊場巡りは、四国八十八ヶ所霊場とともに人気で、両方の霊場を合わせると百八となり、人間の百八煩悩と同じになることから、百八煩悩消滅の旅として多くの参拝者が訪れる人気のスポットとなっています。

 当日は、会員さん16人が参加し、大山寺に続いて第2番札所童学寺、第15番札所箸蔵寺の三つのお寺を訪問しました。それぞれのお寺では先達の小野田さんの案内・先導でお経を唱和し、参加者がそれぞれの願いを祈願しました。

 参拝者の中には、別格二十霊場の各寺だけが頒布している「念珠玉」を購入したり、納経帳に判をもらう方もおられ、全二十霊場の参拝に意欲を見せていました。(「念珠玉」をすべて集めると、「除災招福念珠」として幸を授かると言われています)








2024年7月11日木曜日

終活のすすめ 3 7   母との 電話 大切な 人 と さよなら する前に



  社会福祉士(エンディングソーシャルワーカー)

                終活カウンセラー 上級      

                           川上 恵美子



 私と一人暮らしの母には毎朝の約束があります。

朝、母が起きたら『必ず私へ電話をかける』事です。数分ですが、声を聞く事で安心しますし、その日の健康状態や予定なども知ることができます。孫とも「おはよう」と毎日会話をすることもできます。

『私達はいつか必ず死ぬ時がきます』

それはいつか分からないけど、私達は大切な人との別れが近くなると寂しさと同時に様々な決断を迫られることになります。

『介護、医療、延命の事。お葬式、お墓、財産など沢山の事』

いつか本人に代わって最終決断を迫られる時がやってきます。あなたは大切な人のことを良く知っていますか。例えば、好きな食べ物、嫌いな食べ物、趣味や交友関係、今の健康状態や、青春時代の話など。

『もっと沢山話をしておけば良かった』と思う日は必ずやってきます。

一度考えてみてください。大切な人と「あと何回話せるのか。あと何回会えるのか。あと何回ありがとうを伝えることができるのか。」

最期が近づいて話をすることになると、縁起でもないと思いこんで話ができなくなることがあります。

『大切な人との時間』には限りがあります。

私も毎朝の母との電話を通じて、沢山の気付きと元気をもらっています。皆様も『話をしておいて良かった』と、最期の日を笑顔で迎えられることを願っております。

2024年5月28日火曜日

退職者会春のバス旅行

  文字どおりの五月晴れのもと、5月25日(土)春のバス旅行「安芸の宮島日帰りの旅」に行きました。今回の参加は、29名とやや少ない参加となりましたが、最高齢90歳の方まで元気に日本三景の一つ安芸の宮島・嚴島神社の散策を楽しみました。ユネスコの世界文化遺産に登録(平成8年(1996)12月)されていることもあってか、観光客の半分が外国人かと思われるほどに、大変多くのインバウンド観光の方でにぎわっていました。

  嚴島神社は、推古天皇元年(593)に創建されたと伝えられ、仁安3年(1168)に平清盛公により現在の規模に造営されたそうです。宮島は昔から神の島として崇められていたので御社殿を海水のさしひきする所に建てたと言われています。特に海中にそびえる大鳥居は現在のものは9代目にあたり、明治8年(1875)に再建されたものだそうです。近年では令和元年(2019)より修理工事が行われておりましたが、令和4年(2022)12月に竣工し、朱色の荘厳な姿を見せていました。

  参加された多くの皆さんが、これまでに何度も宮島を訪れているとのお話でしたが、それぞれに新しい発見もあり、また懐かしい方と久しぶりに旧交を温めて楽しい旅になったようでした。












終活のすすめ 3 6回   大切な 人を 亡 くされ た 方へ   ~ 手紙で 想いを 届ける~

 


  社会福祉士(エンディングソーシャルワーカー)

                終活カウンセラー 上級      

                           川上 恵美子


   前回「 大切な 人 を 亡くされた 時 」 に 気持ちの 整理を 始める 際は 、大切な 人 との 思い出 」 と 「 その人が 自分の 人生に もたらしてくれた 特別な 贈り物 」 を 振り返って みてください 、と お伝えさせて 頂き ました 。

   皆さん「 手紙 寺 」 を ご存知 でしょうか。 自分の想いと向き合うためにしたためた大切な人への手紙。ポストに投函しないままだと、届く実感がしないものです。でも、そんな手紙の「送り先」があるのをご存知でしょうか。手紙に指定の宛先を書いてポストに投函すると、届いた先で無料でお焚き上げをしてくれる、一般社団法人手紙寺が始めた「手紙参り」という 仕組みです。届いた手紙は一切開封されることなくお焚き上げされるので、他人に読まれる心配もありません。

  「手紙を書く」それは悲しみと上手に付き合い、自分自身の気持ちを 整理する機会になるのではないでしょうか。

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   大切なあなたへ9年前、ご主人のお見送りをお手伝いさせて頂いたご縁で仲良くして頂きましたね。いつも朗らかで笑顔が印象的。苦労話も聞いてましたが『今が一番幸せ』と、いつも周りの方に感謝して暮らされていましたね。 まだ経験の浅かった私は、あなたの言葉に沢山励まされ、勇気を頂きました。何かあった時などは『大丈夫、大丈夫。私の時もお願いね』いつもそう言ってくれました。約束はきちんと果たせたでしょうか。『大丈夫、大丈夫。』と言ってくれるあなたの声が聞きたいです。別れは寂しいですが、またいつかお会いする日まで、私も笑顔で頑張っていきます。今まで見守り、支えて頂き本当にありがとうございました。

2024年5月17日金曜日

第37回定期総会を開催しました

 

4月27日、第37回定期総会を開催しました。会員・役員含めて54名が参加しました。

1030分に開会され、冒頭この一年間に亡くなられた仲間に黙とうをささげました。

開会のあいさつで野田会長は、「少子化が進展していることで高齢化の問題が深刻になっている。社会保障制度の一層の充実に向けて、来たる参議院選挙で自治労推薦の「岸まきこ」必勝に向けて取り組もう。退職者会では、春・秋の旅行や地域毎の交流会などを通じて懇親を深める取り組みを行っているので気軽にご参加ください。『会員の皆さんが、入っていてよかったと思っていただける退職者会を目指します』」と話されました。

来賓として、岡山県職員労働組合連合・執行委員長の中原弥生さんと今年新たにお声がけした自治労組織内議員の秋久けんし、まるお勝両津山市議会議員が激励に駆けつけてくださいました。

その後、議事に入り、議長には、美作市の長畑弘道さんを選出し議事進行をお願いしました。2023年度の活動報告・決算報告・会計監査報告、2024年度の活動方針では、組織拡大、共済事業の推進、OBだよりの紙面充実、レクレーション活動、参議院選挙の取り組みなど具体的活動と予算について長田事務局長より提案があり、それぞれ満場一致で承認されました。最後に書記局の移転に伴い退職者会の所在地が変わる規約改正が拍手で承認され、閉会しました。

閉会後、恒例の満80歳の人への記念品授与は、1名の方に授与されました。

その後開催の記念講演は、備前市教育長の松畑煕一さんを講師に「人生100年時代を生きる」と題した講演をいただきました。

松畑さんは、現在80数才でありながら、二度目の還暦120才まではまだ30数年あると意気軒昂で、人生は常に上り坂!、下り坂でも振り返れば上り坂と何でも前

向きに捉えて生活していると力強く話されました。話の合間には、歌を何曲も歌われるなど終始和気藹々の元気の出るお話を伺うことができました。参加者もそんな雰囲気にいつの間にか引き込まれ、あっという間の一時間となりました。



写真撮影の後、4年ぶりに、ほとんどの方が参加して昼食懇親会を開催しました。会の冒頭、遅れて駆けつけてくださった高原俊彦県議会議員からご挨拶をいただき、鈴木二郎元会長の乾杯の音頭で開会されました。久しぶりのアルコールを交えた懇親会では、あちこちで昔話や情報交換の話の花が咲き、終始和やかな会となりました。

2024年4月21日日曜日

連合岡山退職者連合史跡めぐり

 4月13日、連合岡山退職者連合の史跡めぐりが津山市で開催されました。

今年の史跡めぐりは、津山城西伝統的建造物群保存地区です。

この地区は、城下町の西部に位置し、出雲往来沿い及び西寺町と小田中の一部を範囲としています。

出雲往来沿いの町々は商家町として、江戸時代の地割を残しつつ、明治時代以降大いに発展したそうです。

西寺町は、津山城下最大の寺院集積地で、江戸時代には22もの寺院が並んでいたそうです。(現在は12ケ寺)

史跡めぐりには、約40人が参加し、2班に分かれボランティアの案内を受けながら約2時間史跡めぐりを行いました。









連合岡山東部地域退職者連合ハイキング

 4月4日、連合岡山東部地域退職者連合ハイキングが、和気町の岡山県自然保護センターで開催されました。

自然保護センターは、自然との触れ合いを通じて、県民の自然への理解を深め、 自然の保護についての認識を高めるため、平成311月に和気町(旧佐伯町)にオープンした自然体験のできるフィールドを有した自然保護・学習施設であり、自然保護に関する指導者の養成研修、調査研究、情報の収集・提供、ボランティアの養成、関連施設とのネットワークづくり等の機能を併せもった施設です。

参加者約20人が、9時30分にセンター駐車場に集合し、学芸員の藤田さんと県職OBの大森章生さんの案内で、約2時間園内の木や花を見ながらのハイキングとなりました。









2024年2月9日金曜日

終活のすすめ35回  コロナ禍の期間に大切な人を亡くされた方へ ~『グリーフ』を知る~

 



社会福祉士(エンディングソーシャルワーカー)
    終活カウンセラー 上級         

              川上 恵美子


以前西日本豪雨災害の際にも「グリーフ」について掲載させて頂いた事を覚えていらっしゃいますでしょうか。

「グリーフ」とは喪失に対する私達の感情の反応で、感じていることや思っている事を心の中に閉じ込めた状態の事を指します。閉じ込めていることで、「怒り・罪悪感・悲しみ・うつ・孤独感・絶望感・無感覚」などの多くの感情が表れることがあります。

「グリーフ」は誰でも経験するものであり、人生の中で何度も喪失によるグリーフの経験をしますが、「感じ方は人それぞれ」で、同じ家族であっても、一人一人がそれぞれの形で表に出てきます。

今まで経験のないコロナ禍で「大切な人を喪う」ことは、いつもと違う状況の中で思ったように看取る事が出来ず、グリーフの反応が複雑化する事もあります。

「死別」による喪失だけではなく、様々な社会的活動の制限により、「会いに行くことが出来なかった」「一緒に過ごすことができなかった」「側にいられなかった」等、今まで普通にできていたことが出来ない「あいまいな喪失」経験も重なる事で

気持ちの整理が難しく混乱しやすくなります。

「大切な人」を側で看取ることができなかったり、葬儀に参列できなかった痛みを消し去る言葉はありませんが、最期の終わり方に注目するだけでなく、あなたが大切な人と一緒に経験した「笑い」「喜び」「幸せ」などの幾多もの大切な場面を思い出すことで、これからも一緒に生きていけることを忘れないで下さい。

重要な事は、大切な人は一生を通じてあなたに対して「愛情」を感じ、あなたからの「愛情」も心にしっかりと抱きしめながら人生を終えることができたということです。

「大切な人を喪う」ことはとてもつらい経験です。気持ちの整理を始める際は、「大切な人との思い出」と「その人が自分の人生にもたらしてくれた特別な贈り物」を振り返ってみてください。無理に克服したり元気になるのでなく、ゆっくりと「グリーフ(喪失経験)」と向き合い・折り合いをつけていき、これからの自身の人生へ共有してみてください。

もし皆様の周りにコロナ禍で大切な人を亡くされた方がいる場合は、今までに経験した事のない状況下である事を理解し、その人の気持ちの変化を受け止め、「私はいつでもあなたの事を支えたいとおもっている」というメッセージを何かの形で示してあげてください。支えてくれる人がいる事は、これからの人生においてとても心強いサポート(グリーフサポート)となります。

参考文献:(一社)グリーフサポート研究所「コロナ禍の期間に大切な人を亡くした方へ」    

2024年1月22日月曜日

終活のすすめ34回 笑顔(笑い)のちから ~笑う門には福来る~

                                      

社会福祉士(エンディングソーシャルワーカー)
    終活カウンセラー 上級         

              川上 恵美子            



皆様は毎日笑顔で過ごせてますか。コロナ禍のマスク生活の中で表情筋が固くなっている人も多いのではないでしょうか。

『笑う門には福来る』ということわざがある様に、笑顔は様々な幸せを引き寄せてくれます。

また医学的にも心理学的にも笑顔の効果は証明されています。

例えば笑顔(笑い)の効果とはなんでしょうか。

●幸福感が増す(脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌される)

●自律神経のバランスが整う(体内のコルチゾールの値を下げる効果があり、ストレス状態でも副交感神経を優位に働かせる役割がある)

●エイジングケア(老け防止・笑顔で若く見える効果)

●免疫力がアップする(NK細胞の活性化)

●血流や血糖値が整う(笑うと通常よりも呼吸の回数が増え、体内に取り込む酸素の量が増えることで血流が良くなり、新陳代謝が活発になる。加えて血糖値を下げる効果もあるとの事。)

●脳の働きが活発になる(血流が良くなることで、脳に運ばれる酸素の量が増え、脳が活性化する)

「笑顔(笑い)」はなんといても「いつでも・どこでも・かんたん」にできることなのです。でも「笑うのは苦手」という人もいるでしょう。しかし、作り笑いであっても効果があることは研究で実証されています。「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」という言葉もあります。

【作り笑いの練習方法】

① 鏡を用意し、意識して口角を上げる(鏡を見ながら指で更に上げる)

② 表情が明るく見えるように目に力をいれる

③ 「あ・い・う・え・お」と大きな口を開けて言う

 

歯を磨く時や顔を洗う時などに、意識して実践してみてください。

表情筋が鍛えられて日常生活でも自然な笑顔ができる様になるはずです。

笑顔になることによって得られるものは、あなたの人生や人間関係をより豊かにしてくれるはずです。笑顔は人から人へと伝染します。あなたの「笑顔」で自分自身も周囲のみんなも幸せになること間違いなしです!   今年は「笑顔(笑い)」を意識して是非過ごしてみてくださいね。

2023年12月5日火曜日

自治退岡山県本部定期大会が開催される!

 自治退岡山県本部は、11月22日、ピュアリティまきびにおいて第33回定期総会を開催しました。

 野田会長は、あいさつで「会員の皆さんが「入っていて良かった。」と思っていただける退職者会を目指して取り組みことを述べられました。

 来賓の連合岡山退職者連合森本会長からは、現在の社会情勢を踏まえ高齢者が団結していくことの必要性、自治労岡山県本部中原副委員長からは、先輩の方々に学び自治労運動を進めていくことなどあいさつをいただきました。また、自治労組織内の高原県議会議員、秋久津山市議会議員、丸尾津山市議会議員から、統一自治体選挙でのお礼と連帯のあいさつがありました。

 その後、経過報告と運動方針(案)が提案され、満場一致で可決され定期総会を終えました。







                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           


終活のすすめ33回 地域包括ケアシステムとは ~自助・互助・共助・公助を考える~

 


社会福祉士(エンディングソーシャルワーカー)

    終活カウンセラー 上級         

                川上 恵美子



地域包括ケアシステムとは「要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けることができるように地域内で助け合う体制」のことです。その助け合う仕組みとして「自助・互助・共助・公助」があります。

① 自助(住民ひとりひとりが豊かな生活を送る為に努力すること)

② 互助(家族や近隣・地域で豊かな地域づくりに協力・協同すること)

③ 共助(法律や制度に基づき、行政機関などが提供するサービスで支え合うこと)

④ 公助(自助・互助・共助では対応できない、公による負担:税による負担で成り、社会福祉制度で支え合うこと)

私の実家の母の話をさせて頂きます。母は現在74歳。3年前に父が他界し、一人暮らし。お陰様で元気で、週5日(午前中)スーパーで勤務させてもらっています。母は仕事が休みの前日は必ず私へ電話をしてくれて、近況を話してくれます。職場でも何かあると(体調不良で休み等)勤務先の母の友人が私に必ず連絡をくれます。私と兄は交互に月23回実家に行き、大きな買い物などを手伝っています。

コロナ感染拡大防止前の日常生活はというと、雨の日は隣のご夫婦が仕事場まで送迎。(母はバイクしか乗れないため)午後はご近所さんの家でおしゃべり。夕方になると地域の方と一緒に、共同の畑で畑仕事。仕事が休みの日の朝は、仕事仲間やご近所の方から何かしらお誘いの連絡がありお出かけ。そして月に2回、地域のおしゃべりサロンに行くのも楽しみとの事。

『母が元気に一人暮らし』が出来ている理由には、家族だけではなく、地域や職場の皆様の協力がとても大きいといつも感謝しています。この(互助)があるからこそ、母は生きがいや楽しみも生まれ(自助)をより生かすことができます。

ただ現代社会では、とくに人とのつながりが希薄になりがちです。特に都市部は意識的に「互助」である住民同士の支え合いの強化を行う必要があると考えられます。

「みんなで支えあう地域づくり」のために何が必要でしょうか。自分にできることは何でしょうか。人は一人では生きられません。「今、困っている人の困りごと」は、「将来の自分の困りごと」であり自分ごとです。今は他人ごとであっても、年を重ねる中で誰かのお世話になるときが来るのではないでしょうか。

先ずは、身の周りの人のお困り事や地域の課題を「自分ごと」として考え、私たちがそれぞれできることを持ち寄って、勇気出して「おせっかい屋さん」になるのも必要だと思います。その「ありがとう」の中から、「お互いさま」「お陰さま」の気持ちが自然とうまれてきます。「自助」「互助」のサポートを基本に、「共助」「公助」のサポートもしっかり知って活用して頂ければと思います。次回は「共助」「公助」について考えたいと思います。

終活のすすめ32回 コロナ禍での看とりとは

 

社会福祉士(エンディングソーシャルワーカー)

    終活カウンセラー 上級         

                川上 恵美子



新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐ為に、多くの医療・介護従事者の方々が、今までとは全く違うニューノーマル(新しい生活様式)の中で、日夜奮闘してくださっていることに感謝申し上げます。

現在でもお見舞いや面会制限がある中で、ご家族は仕方ないとは思いながらも「もっと側にいてあげたい」「一人で寂しくしていないかな」「困っていないかな」と不安なお気持ちでいらっしゃると思います。またそのご家族の様子を目の当たりにしている介護や医療従事者の皆様も「ご本人やご家族に少しでも何かできないか」と日々悩まれているのです。

新しい生活様式での医療・介護現場では、様々な取り組みで橋渡しをしてくれています。例えば

●面会方法として、タブレットやスマートフォンなどで顔をみて話ができる様にする。

●ご家族からの写真やメッセージを預かり病室に掲示する。

●今まで以上に患者様・利用者様の事をご本人やご家族から教えてもらい、可能な限りご希望に叶える支援をする。

●最期を過ごす場として、「ご自宅」での介護・看護の検討も出来る様にお住まいの地域と今まで以上に連携が図れる様にする。

「大切な人を亡くすかもしれない」という不安を抱えながら、「コロナがなかったらもっとこうしてあげられるのに」という、自身ではどうにもできない現実の中で看取りを迎えようとしています。

コロナ禍での終末期や看取りにおいて今までにない経験の中、今後はより「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)=人生会議」が重要となり、元気な時からの話し合いが必要となってくるはずです。自分や大切な家族と一緒に「大切にしていること」「これからしたい事」「会いたい人」「伝えたいこと」「行きたい場所」など日頃から話してみてはいかがでしょうか。

自分の気持ちを周りの方へ話してみること、そして周りの人の話も聞いてみることは、これからの人生の中で大きな発見となり、絆がより深まると思います。

「より良く生きる(逝きる)」為にこの機会を大切にして頂ければ嬉しいです。

 

2023年11月10日金曜日

退職者会秋のバス旅行

 11月7日(火)大阪「あべのハルカス」と「水都のクルーズ」に行ってきました。

 参加者は、43人です。バスは、津山を6時30分、岡山駅西口を8時に出発して山陽道を大阪へ向かいました。途中、三木サービスエリアで休憩し11時過ぎ「あべのハルカス」へ到着しました。

 「こころ、晴るかす。みらい、晴るかす。やさしい光に包まれて心地よい明日が見えてくる。」ハルカスは、「晴れ晴れとさせる」を意味する古語からネーミングされたようです。

 到着後、まず13階の「モクモク直営農場レストラン」で昼食です。

モクモクは、伊賀の里で農業をしており、農産物の加工も手掛けています。「自分たちでつくるからこそ、農業の大切さ、食べることの大切さをもっと伝えたい。」そんな思いが詰まった、体にやさしいビュッフェスタイルのレストランです。皆さん、おいしい野菜を中心とした料理で腹一杯となりました。

食事後、60階にある展望台へ。地上300メートルの展望台からは大阪を一望でき、大阪城も小さく見え、動いている電車も模型の様でした。参加者は、晴れ晴れとした気分で展望台を後にしました。

そして、次は、水上から大阪の景色を眺めようと大阪城港へ。水都大阪の定番クルーズ「アクアライナー」へ乗船しました。クルーズは、大阪城港から淀屋橋までの往復40分、大阪城、天満橋、難波橋、中央公会堂などを船上から眺めました。

その後は、岡山へ向けバスは走りました。途中、9月のトンネル事故で山陽道下り線が通行不能のため、県道・国道へ迂回し、岡山駅へは、当初の予定より約1時間遅れの帰着となりました。しかし、バスの中は昔話に花が咲き、ワイワイと賑やかな旅となりました。

皆、しゃべって・食べて・歩いて日頃のストレスも少しは解消できたのではないでしょうか。


































2023年10月23日月曜日

再任用を希望される方へのお知らせ

 岡山県を既に退職され次に該当する方で、再任用を希望される場合はご連絡を!

  ※再任用制度の詳細について知りたい場合もお問い合わせください。

1.対象者

 ① 令和元年度以降に定年退職した方

 ② 定年退職日以前に退職した方のうち、25年以上勤務して退職した方で、退職後5年

  以内、かつ、定年の年齢に達している(60歳以上)方

2.締切日

  令和6年1月12日(金)17時

3.再任用予定日

  令和6年4月1日

4.任期

  1年(1年ごとに更新可能。ただし、65歳に達する日の属する年度末まで。)

5.その他

  任用については、選考の上、決定となります。

6.連絡先

  岡山県総務部人事課人事班 電話:086-226-7217

 

2023年9月26日火曜日

終活のすすめ31回 「死化粧を通じて想う」

 


 社会福祉士(エンディングソーシャルワーカー)

    終活カウンセラー 上級         

                川上 恵美子




私は御葬儀の中で死化粧(エンゼルケア)を行っています。

「死化粧」とは必ずしも化粧を施すことだけが目的ではなく、お身体を清め、故人様の尊厳を守りながら『その人らしさ』を大切に身だしなみを整える事です

様々な形で大切な人との別れは訪れます。最後のひと時、ご家族の記憶にある安らかな故人様と心置きなくお別れをして頂く時間を作りたいといつも思っています。

 現在コロナ禍において、病院や施設での面会制限があり看取り迄の時間を 

ゆっくり過ごすことが出来ないのが現状です。

私はお手伝いをさせて頂く際に可能な限り、ご家族から故人様のお人柄や  好み、ご職業や思い出などを教えて頂く様にしています。

『お父さんは髪の分け目こだわっていたよね』

『お母さんはこの口紅気に入っていたよね』

などと聞くと、ご家族に整髪やお化粧をして頂くこともあります。また最期に  治療でむくんでしまったりしているのを気にされている時は『ハンドマッサージで  楽になってもらいましょう』とお願いすることもあります。

 以前、お母さまを事故で亡くなれた娘様が、「御葬儀はごく親しい身内で送る」との事でしたが、生前のお話を伺いながらお支度を整えさせて頂いたお姿を前にされると、涙を流しながら「母に会ってほしい方を呼んでもいいですか」と仰られ、「母もみんなに会えて、私も色々な話が聞けてよかったです」と喜んで頂けました。

どんなに技術があったとしても、「その人らしさ」とはご家族の記憶の中にあります。常にお話を聞きながら、ご家族中心に後悔のないお見送りをサポートし続ける事ができる様に一人ひとり丁寧に寄り添っていきたいと思っています。

 最後の表情にその方の「生き様」が見えます。いつも笑顔で過ごしていた人。照れ屋だけど家族思いの人。一家の大黒柱で頼りになる人。家族の事を一番大切にしていた人。皆を愛し、皆からも愛された人。

生前の故人様の事を、遺された人が私に教えてくれるから知り得ることです。

 「人は必ずいつかは亡くなります」

生きているからこそできる事が沢山あります。自分にとって何が大切であるかを今一度考えてみてはいかがでしょうか。あなたの最期の表情が「あなたらしく」ある為にこれからの毎日を、大切な人達と笑顔で過ごして頂ければ嬉しい 限りです。