津山市城東地区は、国指定重要伝統的建造物群保存地区になっています。
岡山県職退職者会からは、22名が参加しました。
その他、岡山市現業退職者
会、津山事業会退職者会、町村退職者会、真庭市退職者会、津山市退職者会からの参加があり、総勢40名が集まりました。
午前10時に津山郷土博物館に集合し博物館を参観しました。この建物は昭和8年(1033)の旧津山市庁舎を利用したもので、平成18年(2006)に国の登録有形文化財になっています。郷土博物館で1時間ほど美作・津山の歴史と文化を学びました。午前11時、 2班にわかれて、それぞれボランティアガイドさんと城東街歩き出発です。
東大番所跡を通り宮川と吉井川の合流点の大橋を渡ると約1kmほどの街並みが続いており、町まつりの真っ最中でした。
すでに、町まつりが10時から始まっており、出店があり歩けないほどの人です。そこに40人ほどの集団が紛れ込みました。主な催し物は、音楽隊パレード、時代仮装行列・津山城東音頭で約70名をこす大踊り連、沖縄民謡の演奏、射的大会、大道芸、うまいもん屋台がありました。
☆城東(地区)の街並みー津山市城東伝統的建造物群保存地区ー
平成25年8月7日指定
(概要)城下町津山の東の玄関口に位置し、旧出雲街街道に面している。
茶屋、豆腐屋、紺屋、塩屋などの商人や鍛冶屋・大工・左官などの職人の家が並ぶ町人町であった。
鈎手状に曲がった道や昔の名前そのままの路地など、城下町らしいたたづまいが感じられる。
間口が15間半にも及ぶ長大な造り酒屋、屋根に煙出しをあげた鍛冶屋、長屋形式の建物など、町人町らしい様々な建物が、一つの統一感を感じさせる街並みである。
(見どころ)豪商の屋敷を公開した「城東むかし町屋(旧梶村邸)」や、県指定重要有形民俗文化財のだんじりを展示し、休憩所も併設した作州城東屋敷が整備されている。
また、津山が生んだ幕末の洋学者、箕作阮甫(みつくりげんぽ)旧宅(国指定史跡)もあり、保存地区に近接する津山洋学資料館とともに、この地の高い文化を知ることが出来る。
午前11時半、町まつりを駆け足で見てまわり、津山洋学資料館に到着。約1時間、館長さん自ら案内をしていただきました。「知は海より来たる」「人体に隠された科学への扉」「世界へと開かれていく眼」「日本の近代化と津山の洋学者」等々、勉強になりました。