秦の郷散策をしました。自治退岡山県本部主催の秋季交流集会として企画されました。
秦自治会連合会会長の小橋武志さんから地元歓迎挨拶を受け、秦歴史遺産保存協議会代表者の板野忠司さんから概況説明がありました。
10時15分に、2班に分かれてそれぞれにガイドさんがついて出発しました。
総社市の関係者の方も同行していただきました。特に、秦歴史遺産保存協議会副会長の
片岡祐平さんには、参加者の杖を用意していただいたり、バスの送迎の段取りをしていただきお世話になりました。
私の班は、総社市埋蔵文化財「学習の館」の平井典子館長さんがガイドをしていただき
ました。
サントピア正面を出て50メートルほど北に向かって歩いていくと案内板がありました。
用意していただいた杖を片手に坂道を歩きます。その先に「1丁ぐろ古墳1号墳」が見えてきました。ここまでの坂道で、数人が引き返しました。
4世紀前半に築造された前方後方墳で約76mあります。
小さい古墳がたくさんあります。
茶臼獄古墳(3世紀末の前方後方墳、約65mを見て、金比羅宮の鳥居を通り山頂に
着きました。
荒平山城址跡(天守閣を持たない城、1575年に小早川隆景に攻められ落城)で
眼下に高梁川と総社の町並みを眺めながらのしばしの休憩。
ここから石畳神社までの下り坂は、急こう配ですべって転ぶ人が出て、ゆっくり注意しながら下までおりました。
ここにサントピアのバスが迎えにきてくれました。
ここからは、バスで「秦原廃寺」「金子石塔塚古墳」を見学し、サントピアまで帰りました。
サントピアでバスを降りて、歩いて「秦大ぐろ古墳」を見に行きました。
4世紀の前方後円墳で全長約63mあります。
その後は、昼食を兼ねた懇親会を開催し、盛会の内に終了しました。
(野田雄一郎)